EYEの文字が可愛いこのカメラは1964年東京オリンピックの年、東京がどんどん巨大化していく頃のハーフサイズのカメラ。オリンパスPENとかキャノンDEMIとか、小さくて持ちやすい上に1本のフィルムで倍の枚数が撮影出来る事で、ハーフサイズはある時期に人気があったようです。しかし、その後はフルサイズも廉価で軽量化し、フィルムも安くなったために姿を消してしまいました。
そんな大衆機なので、扱いも簡単、手軽に撮れる感じです。
現在は人に譲りました。
裏蓋を開けるには…ん?…ちょっとまよいました。大抵、この感じのカメラは巻き戻しノブを上に引き上げるとパカッと開くのですが、開かない。よく見ると巻き戻しノブの下に黒いポッチが隠れてました。ここをポチッと押すと、開きました。
マニュアルとオートと選べるようになっています。
マニュアルの場合はシャッタースピードが1/30の固定で絞り値がf1.9〜16と選択出来ます。
オートの場合はシャッタースピードが1/30〜800。
セレン式の露出計が付いています。